上坂克彦さんはがんの名医と言われ、その名声は
世界にも知れ渡っています。
不治の病と言われる「がん」ですが、発見が早ければ
完全治癒も可能な病とも言われています。
しかし、出来る場所によってはそもそも発見さえ
難しい事もあります。
そして発見された時には手遅れと言う事も。
そんな難治療に挑み続けているのが彼。
経歴などを調べてみました。
「肝門部胆管がんのスペシャリスト」と呼ばれる
名前:上坂 克彦(うえさか かつひこ)
生年:1958年
出身地:愛知県豊田市
趣味:音楽鑑賞
現在は「静岡県立静岡がんセンター」に勤務して
いますが、その組織の設立にも尽力をされて
います。
「良い医療を提供したい」の一念だったと言う事
です。
出身が愛知県と言う事で、地元にある難関国公立大の
ひとつでもある「名古屋大学医学部」に進んで
います。
卒業後は同大学の助手、国立がんセンターで務めた
後、ハーバード大学へも留学しています。
その国立がんセンター勤務時代に、肝臓外科手術の
世界的権威とも評される、幕内雅敏医師の教えを
受けたとのこと。
当人の意思もあったと思いますが、この恩師との
出会いが、世界的名医への道を歩ませたのでは
ないでしょうか。
その後2002年に「国立がんセンター」の
肝・胆・膵外科部長へ就任しています。
沈黙の臓器に挑む彼
がんは早期発見が可能になった事で、術後生存率
(がん治療ではこの指標を用います)も飛躍的に
向上しています。
しかし沈黙の臓器と言われる肝臓・胆道・すい臓は、
発見さえ難しいと言われ、発見された時には
すでに手遅れも珍しくないと言われています。
当然術後生存率も今までは低いとされて
きました。
しかし、彼が代表を務めた「すい臓がん切除の手術後に
抗がん剤治療を行う」臨床試験で、術後2年生存率が
70%、5年生存率45%という、これまででは考え
られない数値をあげ、一躍世界中から注目されたとの
ことです。
年齢的に医師としては中堅とも言われます。
脂が乗り切った彼の今後を考えると、まだまだ
術後生存率は高くなっていくのではない
でしょうか。
スポンサーリンク
がんは治る病気になるか
筆者も叔父や従兄弟をがんで亡くしたことが
あります。
闘病生活の最中に何度も会ったことが
ありますが、会うたびに弱って行っている…
そう感じたものです。
まだ小さい時でしたが、子供ながらに
「がんになったら助からない」と感じました。
それが医療に携わる方々の血のにじむような
努力により、早期発見では術後生存率は
目覚ましく改善されています。
彼の専門である「静かなる臓器」のがん治療でも、
術後生存率が上がって行くことを期待して
なりません。
世界的名の称号は彼が言っているわけでは
ありません。
周囲がそう認めているわけです。
今までの実績からも期待せずにはいられません
よね。
まとめ
彼が勤務する「静岡県立静岡がんセンター」は
歴史こそ浅いものの、全国各地から辣腕と
言われるドクターが集まっている場所と
言われています。
「国立がんセンター」に勝るとも劣らぬ
環境に身を置いていることからも、
今後さらに彼の活動に期待せざるを
得ませんよね。