上野正彦(監察医)の経歴は?北村弁護士との関係や著書も調査!

筆者は近年目に疾患があり、定期的に病院へ通っています。

当然のことですが医者にも様々なタイプの方がいて、説明が分かり

やすい人、専門用語でまくしたてる人etc

そういった観察をしていると、ふと一人の方が思い浮かびました。

長年監察医として活躍された「上野正彦」さんです。

「監察医」として活躍された後は、作家として執筆活動もこなされて

いました。

あの「北村弁護士」とも関係が深いのだとか。

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そんな「上野正彦」さんについて調べてみました。

上野正彦の経歴

生年月日:1929年1月1日

出身地:茨城県

学歴:東邦医科大学卒業 ← 日本大学医学部法医学教室

大学を卒業してすぐに法医学の道を目指したことが分かります。

いわゆる「監察医」を選んだということになります。

「監察医」の仕事を分かりやすく表現すると、事件・事故現場に

ある遺体を検死する…が理解しやすいかと思います。

捜査や裁判において必要となる医学的な見解を出す人ですね。

「司法解剖」という言葉を聞いたことがあると思いますが、

それを行うのが監察医です。

あまり目立つことがなく、仕事柄職業も公表しづらい

(捜査・裁判にかかわる観点から)ですが、一筋で歩んで

きたようです。

医師の給料が1000万円を超えるといわれている中で、監察医の

給料は約700万円前後なのだとか。

そういう面もあり、監察医を志す人も少ないようですね。

情熱と誇りでこの仕事を続けてきたのだろうと推測されます。

父親も医者で、僻地医療に取り組んでこられた方。

もしかすると「人がやらないことをやる」という

親子共通の使命感があったのかもしれませんね。

北村弁護士との関係

TV番組などでも活躍している「北村晴男」弁護士とは

深い関係なのだとか。

北村弁護士が,、過去に何度も上野正彦さんのもとへ

遺体を持ち込み、難事件を解決に導いたとのことです。

犯罪捜査や裁判、法医学といった知識がほとんどないので、

背景や経緯などは分かりかねますが、冤罪になりかかった

いくつもの事件を解決されたのではないかと思います。

誤った司法判断が下された・または下されそうになった時、

上野正彦さんの眼力によって、正しい判断を得ることが

出来たということでしょうか。

いくつもの大きな仕事をやり遂げたお二人の関係は、

言葉では表現できないほど、深いものかもしれません。

筆者が調べたところによると、日本では欧米各国に比べ

検死される遺体がとても少ないのだとか。

上段で書いた通り、監察医を志す人が少なく、監察医の絶対数が

不足していることも要因としてあるようですね。

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調書も多数ある

これまでいくつもの本を出してきた上野正彦さんです。

その中でも有名な著書と言えば「死体は語る」ではない

でしょうか。

筆者も読みましたが(友人から借りて 笑)法医学の専門用語も

ふんだんに使われていますが、ストーリー性というか話の展開力が

素晴らしく、どんどんと引き込まれて一気に読めてしまいました。

話の中心は死体ですが、それを強く感じさせない表現力は

素晴らしいと感じました。

これ以外にも著書はたくさんあります。

筆者は「死体は語る」だけしか読んだことはありませんが、

読みやすい文体も好評のようですね。

【閲覧注意】 死体は語る・・・法医学の上野正彦氏がマイケル・ジャクソンとジョンベネちゃんの事件を持論で展開して見せた。

最後に

高い志を持って仕事に励んできた人ではないだろうか…

これが筆者の上野正彦さんに対する感情です。

監察医としての働きぶりもそうですが、著書を通して決して

知られているとは言えない監察医の仕事を、分かりやすく

世の中へ紹介してくれたのです。

文章を書く才能があったと言われればそうかも知れませんが、

監察医としての高い誇りが、ベストセラーになる本を生み出した

のではと思います。