俵静夫はトド猟師!情熱大陸に登場するよ!トドは食べるの!?

「トドの猟師」と言う職業があるのを

ご存知でしょうか。

3000年以上前からある職業と言われて

います。

その代表格ともいえるのが俵静夫さんです。

トドと聞いて皆さんが思い浮かぶのは、

動物園や水族館などで愛嬌をふりまいている

動物ではないでしょうか。

しかし北の海では「厄介者」扱いなのです。

なぜこの猟が必要なのかを含め、

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彼について調べてみました。

トド猟ってどうやるの?

名前:俵 静夫(たわら しずお)

生年月日:1935年

俵静夫さんは御年80歳になります。

猟師としては高齢の部類に入ります。

まぁ…定年がないと言う職業でもあり

ますが、80歳でも現役と言うのは

凄い事ですね。

筆者の父親の実家は酪農家でした。

一家総出で酪農業に従事していましたが、

祖父も体力が落ちた中でも出来る仕事を

していたことを覚えています。

トド猟にはいくつかの種類があるそう

ですが、俵さんが用いる手法は

「水撃ち」

と言われ、水の中を泳いでいるトドに

狙いを定め、猟銃で仕留めると言う方法

です。

このやり方は難易度が高いそうですが、

この道50年をこの手法でやり続けてきた

とのこと。

後継者問題などがある中ですが、一つの

事を極めると言う事は改めてすごい事ですよね。

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トドは漁業被害の主役

トドの平均的な大きさは体長が3メートル、

重さ1トン(オス)と言われています。

近年は日本海やオホーツク海で数が増え

すぎてしまって、漁業被害が深刻となって

います。

漁業の対象となる魚を食い荒らすことは

もちろん、猟師さんが使う網などを破壊したり

してしまい、被害額は年間で17億円と

言われています。

どうしてここまで被害が拡大したかと言うと、

「レッドリスト」と言う絶滅の恐れがある

野生動物のリストに載ってしまい、保護の

対象となったからです。

そのせいで日本近海には5000頭とも6000頭

とも言われるトドが来遊しているのです。

あの巨体を維持するためには・・・相当な食欲が

想像できますよね。

水産資源の減少をもたらしている張本人(?)

とも言われているのです。

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トドって食べられる?

筆者の故郷は北海道の東側になります。

オホーツク海が比較的近いのですが、

町によってはトド肉が売っているところが

あります。

そして…筆者も食べたことがあります。

ハッキリいいますが…不味いです(笑)

肉自体に筋がたくさんありとても硬いです。

そして何とも表現しようのない「臭み」が

結構きついです。

しばらくその「臭み」が口から離れなかった

ことを記憶しています。

わざわざこの肉を食べなくても…と思いますが、

その昔では肉はなかなか手に入らないため貴重な

タンパク源だったと言われていて、その名残が

あり今でも商品化されているのだとか。

近年は製法も変わってきているので、もしかすると

味が変わっているかもしれません。

でも…口にしたいとは思いません。

ある意味…トラウマです(笑)

https://youtu.be/XVrnsc7t7Mo

まとめ

この道50年以上のキャリアであり、数少ない

「トド猟師」でもあるため、大学や北海道の

研究機関などにも協力を惜しまないそうです。

北の海を知り尽くしているだけに、放っておく

はずもなく、80歳とは言え忙しい日々を送って

いるものと思います。

貴重であり重要な仕事です。

健康に気を付けてこれからも頑張って欲しい

ですね。