杉内俊哉が大減俸で契約更改!?今季は何があった!?

読売ジャイアンツの杉内俊哉選手が、

何と4億5千万円ダウンの年俸5000万円+出来高で

契約を更改しました。

以前から股関節に痛みを抱えていることは

知っていましたが、手術を決断したとのことで、

自ら減俸を願い出たとのことです。

「投げれば負けない」とまで言われた

杉内選手ですが怪我には勝てなかったようです。

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今期とこれまでを振り返ってみます。

2015年は7月に戦線離脱してしまった!

2012年にソフトバンクから移籍して来ました。

4年契約の最終年度の今期は6勝6敗の防御率3.95でした。

数字を見る限りでは4億5千万円もダウンするようには

見えませんよね。

戦線離脱したとは言え、7月まではローテーションを

守っていたわけですから。

この減俸は杉内選手自ら申し出たものです。

以前から股関節に痛みを抱えていましたが、勤続による

悪化が原因で7月に離脱してしまったのだと思います。

手術なしには再起できないと考えたのでしょう。

リハビリの回復度合いにもよりますが、来シーズンも

戦線離脱は避けられなく、自分から願い出て再起を

図りたいと言うことになったのだと思います。

正直・・・リスクの高い股関節手術

プロ野球選手の中でも股関節の手術を受けて再起した

選手はいます。

有名な選手で言えばヤクルトスワローズの館山選手

もそうでした。

ただ館山選手の場合は股関節と肘の両方を手術していた

ので復帰まで2年かかっています。

杉内選手も2016年は35歳になります。

年齢的な回復度合いもありますが、長年痛みに

耐えて来たこともあり、症状は重いものと思います。

杉内投手のピッチングフォームの特徴としては

「球持ちが長い」が一番でしょう。

それは下半身の粘りがあってこそ実現できる

ものですが、この手術でどこまで回復させる

ことが出来るのか、不透明な部分は残りますよね。

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これまでの成績を振り返ってみますね

2015年現在で通算成績は142勝77敗、防御率2.95です。

実働14年で2桁勝利の年は9回を数えます。

最多勝・最優秀防御率1回、最多奪三振3回のタイトルを

手にしています。TVを通してみる活躍から、もう少し

タイトルを獲得していると感じていました。

タイトルには数えられていませんが、リーグ最高勝率

投手は3回を記録しています。

私のイメージでは「負けない投手」の感が強いです。

何と言っても負け数が少ないことが挙げられますね。

規定投球回数に達しなかったシーズンを除き

勝率7割以上が4回、6割まで含めると7回あります。

ベンチとしても計算が経つ投手の筆頭だったと思います。

手術は既に終わりリハビリ中ですが、2016年の

開幕は厳しい状況のようです。

長年球界を代表する左腕として君臨してきた

存在感はまだ消えていません。

年齢的なこともあるので、以前のような活躍を

望むのは酷ですが、また素晴らしい投球が見たいですね。