矢地健人は千葉ロッテを戦力外!育成から這い上がった苦労人!

中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズで中継ぎ

投手として活躍してきた谷地健人

育成ドラフト入団ながら、開幕直後に支配下登録

されるなど期待の大きい選手でもありました。

1軍で活躍できる足掛かりをつかんだ年も

ありましたが、定着するには至りませんでした。

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2度の戦力外通告を受けた彼の戦績を追ってみたいと

思います。

育成で入団も1年目から支配下登録される

名前:矢地健人

生年月日:1988年1月15日

出身地:富山県

出身校:高岡第一高校‐高岡法科大学

プロ入り:2009年・中日育成ドラフト1位

プロ通算成績:0勝0敗、防御率3.93、登板数27試合

学生時代の特筆すべき実績としては、大学4年生の

北陸大学野球春季リーグで防御率0.69の成績を残し、

チーム10年ぶりの優勝に貢献しました。

この時の活躍があったこともあり、中日ドラゴンズから

育成ドラフト1位指名を受けました。

サイドスローから繰り出す150キロを超えるストレートは

魅力的に映ったものだと思います。

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中日ドラゴンズでは中継ぎの一角を掴みかけた

ルーキーイヤーに1軍へ昇格したものの、プロ初登板

試合で危険球退場し、その年は1試合のみの登板と

なりました。

2013年には当時自己最多の9試合に登板して、

一軍定着が見えてきたのですが、翌2014年は登板数ゼロで

戦力外通告

中日ドラゴンズのチーム自体は成績が振るわなかった

ものの、中継ぎ投手陣の層は厚いものがありました。

彼の成績の特徴としては、イニング数とほぼ同じ数の

走者を出すことが挙げられます。

2013年に限って言えば、投球回数が11回3分の2に対し、

奪三振が9個あるものの、被安打が9本

(ウチ2本が本塁打)、

与四死球が2個、安定感と言う面で評価しにくかった

ところがあると思いますね。

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千葉ロッテではキャリアハイの10試合登板も戦力外

2014年に中日を戦力外となって、すぐに声をかけたのが

千葉ロッテマリーンズでした。

5月に初登板を果たして以降、10試合に登板しましたが、

2年続けて戦力外通告です。

2013年同様に、三振も取るけど投球イニング以上の

走者を出してしまう成績でした。

中継ぎ投手で苦しむことが多かったチームだっただけに

十分チャンスはありましたが、伸びしろがないという

判断が下ったのだと思います。

確固たるウイニングショットもなかったように

感じました。

サイドスローから繰り出すストレートと、織り交ぜる

変化球の投球術によって打ち取るスタイル

だったのかと思います。

もしかすると、まっすぐに拘りすぎた部分があるのかも

知れませんね。

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この原稿を書いている時点で、彼の去就について決定

報道はありません。

ただ、これまでの成績を見るとNPB復帰は難しいと

感じるのが本音です。

戦力外からの契約は即戦力補充の側面が強いですが、

そう言う成績ではなかったので。

12月30日の「プロ野球戦力外通告」で取り上げられれば

何かわかるかも知れません。