筆者はお茶が大好きで、ペットボトルのお茶を
よく飲みます。
そんなお茶の種類の中で「伊右衛門」を世に送り出した
「福寿園」。
そこで会長を務めるのが「福井正憲」さんです。
創業者の子孫に生まれ、現代にマッチしたヒット作を
生み出した福井さん。
お茶一筋に歩んでこられた人生のようです。
そんな福井さんについて調べてみました。
創業者一族とはいえ28歳で専務
名前:福井正憲(ふくい まさのり)
生年月日:1936年
出身地:京都府京都市
学歴:同志社大学経済学部卒
職業:株式会社福寿園 会長
「伊右衛門」はTVCMでも有名ですよね。
でもTVCMでは「サントリー」が前面に出ていますが、
何と福寿園との共同開発で生み出された商品です。
福寿園の創業は1790年です。
200年以上続く老舗企業が、超有名飲料メーカーとコラボ
することも意外でした。
大学卒業してすぐに福寿園へ入社。
28歳で専務となります。
創業者一族とはいえ…若くしての就任だと思います。
周囲の視線も気になるところだったでしょうが、
やはり能力が無ければ務まらない地位。
元々経営者と資質に優れていたのでしょう。
「伊右衛門」は創業者の名前
ライバル商品とも言える「お~いお茶」もインパクトが
ある名前だと思いましたが、「伊右衛門」も双璧をなすくらい
インパクトがあると感じています。
その名前の由来は、創業者の名前から取ったのだとか。
勇気ある決断だったと思います。
創業者の名前を冠して、もしヒットせず市場から消えて
しまったら…と考えると、なかなか決断を下せないと
思いますが、大手メーカーと組んだということがあるに
せよ、「福寿園」のお茶に絶対の自信があったのでしょう。
売上高で1兆円を超える大ヒット商品になりました。
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息子は現社長の正興氏
現在の代表取締役社長は息子の正興さんです。
脈々と受け継がれる、創業者一族の血を引き継いだ方。
小さい頃から、正憲さんから英才教育とも言える育て方を
受けたようです。
ご本人も「自分が社長になる」と思っていたことでしょう。
正憲さんは54歳で社長になっていますが、正興さんは
44歳で老舗企業の舵取りを任されているのですから、
DNAがなす技なのかもしれませんね。
親子でありながら、会長と社長という関係。
お互いが支え合って、老舗企業の歴史を刻んでいるの
ですね。
何か…カッコいいストーリーです。
最後に
2016年9月15日の「カンブリア宮殿」に福井正憲さんが
出演されます。
福寿園の歴史や、伊右衛門の誕生秘話などが聞けるかも
しれませんね。