ミシュランガイド東京2016で1つ星を
獲得し、東京の巣鴨に本店を構える
「Japanese Soba Noodles 蔦」ですが、
2号店「蔦の葉」と
本店二毛作の「味噌の陣」を
2016年いっぱいで閉店することを
発表したとのこと。
公式ブログないで「苦悩」とも取れる記載が
いくつかありました。
人気ラーメン店に何があったのか、
迫ってみたいと思います。
本業以外で忙しくなったことは確か
ミシュランで星を獲得した「蔦」ですが、
ラーメン好きの間ではすでに有名店でした。
それまでも行列が出来ることは
珍しくなかったのです。
今回の星獲得で注目度が一気にアップ
したが故の「本業以外」の忙しさが
あったことは事実のようです。
元々行列店でしたが、更に行列が長くなった
ことによる近隣住民のクレームや、
取材行為で行われる撮影に対する苦情などなど。
人気店ではありますが、従業員が潤沢にいる
わけではないでしょう。
その中で「本業以外」の仕事が増えて
しまったことに対する疲弊があったのでは
ないかと推測出来ますね。
長蛇の列は店側の責任ではないが
1時間待ちは当たり前と言うからには、
相当な長蛇の列が出来ていることは
予想が付きます。
それだけ美味しいラーメンを提供している
証でもあるのですが、その行列が近隣住民や
店舗に迷惑をかけていた可能性は大いに
ありますよね。
筆者も実際に行列に並んだことはありますが、
やはり通行人や通行車両に若干迷惑を
かけたことがあります。
それが常態化してしまったことで
その地域での風当たりが強くなったのでは
ないでしょうか。
店側としては整理券を配布するなど
努力の跡が見られますが、行列に並ぶ人の
マナーやモラルまでをコントロール
することは難しいですよね。
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注目度が上がったことによる取材攻勢も
取材や撮影が行われることも人気店の
宿命と言えますが、星を獲得したことに
よって増え、その取材対応もかなり負担に
なったことも考えられますね。
また取材が入ることにより、望まない露出を
強いられる近隣住民や店舗から苦情もあったことが
予想されます。
ブログの中でも次々と到来する苦情や
クレームに対して疲労をにじませるコメントも
ありました。
本業である「ラーメンの提供」と「接客」に
専念できないほど、次々寄せられていた
可能性はありますね。
解決する最大の策は「移転」と言うことに
なるのでしょうが、
そんな簡単なことでもないので
長期戦が予想されますね。
まとめ
本業に専念することが難しく、
次々と押し寄せる苦情に疲れることは
当然と言えますよね。
美味しいラーメンを提供することで
苦情が増えるとは何とも皮肉な
ことですが、営業を続ける限り
付きまとう問題ですよね。
本店はもう少し巣鴨で頑張る
とのことですが、地域の理解なしには
難しいことなので、いつまで巣鴨に
いるのかが注目されます。
＊お断り：記事内で使われている写真は
「蔦」とは関係ありません。