野島千恵子(保育士)のインクルーシブ保育が凄い!その内容は?

「インクルーシブ保育」を聞いたことがあるでしょうか。

簡単に言うと、障害を持つ子供と持たない子供が、同じ保育を

受けると言う事になります。

その第一人者が「野島千恵子」さんです。

地域に根差した保育園の園長でもあり、数多くの卒園生を送り出して

います。

特に障害を持つ人は、地域でしっかりと活躍している人も多いの

だとか。

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インクルーシブ保育を中心に色々と調べてみました。

きっかけは障害を持つ子供の親の声

障害を持つ子供を受け入れるきっかけは、40年以上前に遡ります。

その親からの悲痛ともいえる叫びに、受け入れる決断をしたのだとか。

何度も何度も職員会議を繰り返したと言います。

当時においてはノウハウと言うものもなかったでしょう。

お子さんを預かる以上、情熱や気持ちだけではすみませんしね。

障害を持たない子供に与える影響や、その親の理解も必要となる

でしょう。

その問題と一つずつ向き合いながら、長い年月をかけて熟成された

保育を提供していると言えますね。

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メリットを考察

「教育」の観点で言えば、「改正障害者基本法」に「インクルーシブ教育」

の理念が盛り込まれています。

障害を持つお子さんに対しても、平等な教育をと言う考えに基づくもの

です。

教育の場から健常者が障害者と接する機会を持つことで、健常者にも

「思いやり」「優しさ」の心を持つきっかけにもつながるでしょう。

そういう心を持った子供が成長し社会へ出ていくことで、バリアフリーな

社会形成が期待できます。

障害を持つ人にとっても、健常者と多く過ごすことで、社会へ出た時に

環境への順応がより高まることも期待されるでしょう。

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デメリットを考察

保育・教育の主役はあくまでも子供です。

やはり「差別」と言うものも存在してしまうでしょう。

四六時中大人の目が行き届くわけでもありません。

自分と違う人を受け入れられない子供だって存在するでしょう。

 

ついつい「ケンカ」「いじめ」と言った行動も存在してしまうのは

避けられないと思います。

 

また、子供だけではなく大人(親)も理解を示すことが難しい人も

いるはずです。

メリット・デメリットを並べても仕方がないのかも知れませんが、

「融合させる」「あえてリスクを取る」と言った柔軟な考えが必要

なのかもしれません。

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最後に

2016年6月20日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で

野島さんが取り上げられます。

保育園が放映の中心になるでしょう。

「インクルーシブ保育」について理解を深められると思います。