千葉県の房総半島を走る「いずみ鉄道」は、大きな赤字で
存続すら危ぶまれていました。
そこに公募で社長に就任して見事に立て直したのが
鳥塚亮さんです。
社長に就任する前は航空会社勤務だったそうです。
赤字路線の社長と言うことで華麗なる転身…とは
行かないでしょうが、経営者の手腕に注目が集まって
います。
そんな彼について調べてみました。
経歴は意外と多彩
名前：鳥塚亮（とりづか あきら）
生年月日：1960年6月30日
出身地：東京都
学歴：明治大学法学部
鳥塚さんは元々鉄道が大好きで、情報によると高校卒業後
すぐに国鉄へ就職したかったのだと言います。
それでも大学へ進んだのは周囲の説得もあったのでしょう。
鳥塚さんが高校を卒業するのは1978年、国鉄の経営環境は
芳しいものではありませんでしたね。
多くの赤字ローカル線を抱え前途は決していいようには
感じませんでした。
大学卒業後は営業マンや運転手、学習塾の講師などを
経験して、大韓航空からブリティッシュ・エアウエイズ社と
言った経歴があります。
約20年務めたのちに「いずみ鉄道」の社長へと就任しています。
年収は700万円を切る
いきなり年収700万円と書きましたが、いずみ鉄道の
社長公募の要綱に「年収700万円」との記載があったの
だとか。
しかし彼は「赤字会社の社長がもらう額ではない」と
言うことでその年収を断ってしまいます。
男気なのか経営者魂に溢れていると言うか…現在では
経営も大きく良化しているので報酬は増えているはずです。
とは言え、前職の航空会社から比べると半額とのこと。
人生で脂が乗り切った時に、大好きな鉄道会社へこれまでの
年収を捨ててまで入社したのですから、覚悟も相当なもの
だったでしょう。
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何と子供は5人いる
結婚されていて子供がいることは想像付きましたが、
4男1女の5人のお子さんがいらっしゃるそうです。
少々驚きました。
いずみ鉄道のHPには社長のブログがあるのですが、
会社や仕事のことばかりではなく、鳥塚さんのプライ
ベートなことも書かれています。
もちろんご家族のことも書いてありますが、仲の良い
家族だと言うことが伝わってきますよ。
ちなみに、社長の公募の話は奥様が見つけて来た
のだとか。
もし採用されると年収が半額になるのはその時点で
分かっていたことです。
それでもご主人に話を持ってきた奥様の心の広さも
伺える話だと思いました。
最後に
2016年4月21日のカンブリア宮殿で鳥塚さんが
取り上げられますね。
いずみ鉄道のことが主だと思いますが、鳥塚さんの素顔も
見られるかもしれません。