世界自然遺産で知られる知床。
お膝下の「北海道羅臼町」には「秘湯」と呼ばれる温泉が
いくつかあります。
その中でも知られているのが「熊の湯」です。
車では行くことが出来ない、まさに「秘湯」と呼ぶに
ふさわしい温泉です。
しかも入浴料は掛かりません。
今回は「熊の湯」についてまとめました。
スポンサーリンク
熊の湯の場所はどこ?
住所:北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
北海道の羅臼町にあります。
地図を見てもお分かりの通り、世界自然遺産の「知床」のお膝元。
(縮小してご覧ください)
決して交通の便が良い場所ではありません。
が、周囲には町営のキャンプ場や他の温泉などもあり、
レジャースポットとしての一面もあります。
熊の湯の脱衣所には「入浴十ヵ条」が掲示されています。
第一条には
「入浴十ヵ条を読む時間がない人は、入浴しないでください」
の記載があります。
ゆとりを持ちつつ、ルールはしっかり守ってという管理者様の
お気持ちだろうと思います。
秘湯と言われつつも、知る人ぞ知る温泉でもあります。
HNKの番組でもロケ地として使われています。
https://twitter.com/nhk_hokkaido/status/1584847490955841537
熊の湯への行き方は?
車の場合
羅臼町から国道334号線(通称・知床横断道路)を知床峠へ向い、
温泉街を抜けると「熊の湯温泉駐車場」があり、脇にある橋から
歩き一本道の終点。
公共交通機関の場合
JR釧路駅から羅臼行きの路線バスで終点の「阿寒バス羅臼営業所」
から徒歩20分(バス乗車時間は約2時間半)
根室中標津空港からバスで中標津バスターミナルへ。
羅臼行きのバスへ乗り換え、終点の「阿寒バス羅臼営業所」から
徒歩20分(バス乗車時間は約1時間半)
公共交通機関を利用した場合は、20分ほど歩くことになります。
(羅臼町内でハイヤーに乗るという手もありますが)
バスで行く場合は以下のツイートのデザインのバスに乗車します。
列車の本数は極端に少ないのに、駅前のバスターミナルはそこそこ人が集まってバスに乗って行く、釧路駅は不思議な感じがしました。 pic.twitter.com/P3eSZevrWE
— ITM32✈️ (@itm_jgp) October 24, 2022
スポンサーリンク
熊の湯の口コミや評判
お湯の温度が高い(熱い)と言うコメントが多いですね。
中には「熱くては入れなかった」と言う人もいました。
だからと言って、水で温くすることが出来ないわけではありません。
入浴している人たちの同意があれば可能です。
(入浴十ヵ条に書いてあります)
男性側の風呂は道路に面していますが、女性のお風呂はしっかり
目隠しがされているので、安心して入浴することが出来ます。
そのため地元の女性にはよく利用されています。
入浴料は無料ですが、管理はしっかり行き届いています。
そのことに感謝している口コミも多くありました。
1日1度地元の方たちが清掃を行ってくれます。
そのタイミングで入浴していた場合、手伝うことを求められますが、
それも熊の湯に入浴した良い思い出になるのではないでしょうか。
以下は羅臼町と熊の湯を紹介した動画です。
熊の湯は3分20秒あたりからです。
まとめ
決して簡単に行ける場所ではありませんが、「秘湯」のよさを
存分に味わえるではないでしょうか。
独自のルールも存在しますが、入浴施設にはマナーやルールが
あるものです。
それも合わせて「熊の湯」を楽しむのもよいと思います。
スポンサーリンク