2015年12月4日に発売の「ミシュランガイド東京2016」で、
「Japanese Soba Noodles 蔦(つた)」が
一つ星を獲得しました。
大々的にマスコミで報道されたので、ご存じの方も
多いですよね。
その「蔦」の店主が大西祐貴さんです。
高校卒業直後から実家のラーメン屋で修業。
大繁盛店の店主にまで上り詰めました。
そんな彼と「蔦」について調べてみました。
高校卒業と同時に実家で修業
名前:大西 祐貴
生年月日:1979年6月20日
出身地:神奈川県
血液型:A型
高校卒業と同時に父親が営んでいる「めじろ」と
いうラーメン屋で働き始め、ラーメン業界人として
第一歩を歩み始めます。
働いたと言うより、修業を開始したと言ったほうが
正しいかもしれませんね。
そのままその道を歩むと思いきや、店を辞めてアパレル
業界へ転職してしまいます。
その当時を振り返って
「自分の仕事にすることに納得がいかなかった」と
語っています。
アパレルに転職後、買い付けで訪れた海外の地で様々な
食文化に接するうちに、日本の食文化を継承して
世界に伝えたいと言う気持ちがわき出て、再び実家に
戻って修行を開始。
2012年に
「Japanese Soba Noodles 蔦(つた)」
をオープンさせました。
お断り:写真は「蔦」とは関係ありません
ミシュランにラーメン店が選出されるのは初めて
ミシュランと言えば言わずとしれた「名店」を掲載する
ものですよね。
あくまでも勝手なイメージですが、1回あたりの食事代も
それなりに価格の高い店が多いと言うものです。
それが1杯あたり800円~1000円といった範囲での飲食店が
選出されるのは異例とも快挙ともいえるでしょう。
ミシュランで星を獲得する以前から、行列店として名を
馳せていました。
「こだわりの度合いがハンパじゃない」
「真夏に1時間並んでも食べたいラーメン」
など、賛辞の声が多い店でしたが、このミシュランの星を
獲得したことでさらに行列の長さに拍車がかかったと
言えるでしょう。
東京で食べるラーメンの代名詞と言っても過言ではない
「中華そば」
をベースとして、数種類の醤油をブレンドし、魚介や野菜の
出汁を合わせたスープで作るラーメンは立派な料理として
評価されたことになりますね。
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休業が決定してしまった蔦
以前ブログ内でも書きましたが、2016年いっぱいで
休業をするとのこと。
休業の内容はこちら
[蔦]が休業!?ミシュラン獲得ラーメン!長蛇の行列が原因!?
日々できる長蛇の行列に対し、近隣からの苦情も
出てしまうなど、本業が立ち行かなくなってしまった
ことが原因のようです。
その苦悩は店主のブログにも書き綴られて
います。
ただ、あくまでも「休業」です。
今の場所で継続して営業することはないと
思われますが、場所を変えて世界をうならせた
ラーメンが提供されるはずです。
世界が認めた立派な日本の味です。
ミシュラン発表会の際に大西さんは
「やってきたことは間違いでは無なかった」
と語っています。
末永くラーメン界を席巻して欲しいと思いますね。
まとめ
116年の歴史を誇る世界のミシュランガイドが
ラーメンに星を付けたのは初めてとのこと。
「ラーメン」が「料理」として世界に認められた
ことと同じ意味ですよね。
日本の食文化に普通すぎる存在としてある
「ラーメン」
ですが、彼の努力と発想によってその地位が
一つ引き上げられた感があります。
今後も「行列」が絶えないラーメン店を
展開して欲しいと思います。