ケン・テリオ(コストコ社長)の経歴は?主婦が押し寄せる戦略は?

皆さんが普段買い物に行くスーパーマーケットなどは、

家から比較的近く、気軽に行ける場所にあることが多いと

思います。

筆者は徒歩3分の場所に、大型スーパーがあるのでそこを

よく利用します。

流通業界が決して好況とは言えない中で、驚異的な成長を遂げている

会社「コストコ

その社長が「ケン・テリオ」氏です。

2017年9月7日の「カンブリア宮殿」に出演します。 

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経歴や経営戦略など、ケン・テリオ氏について調べてみました。

ケン・テリオの経歴

生年月日:1958年

出身地:カナダ国

職業:コストコホールセールジャパン代表取締役社長

1995年に「コストコカナダ」へ入社しているので、20年超の

社歴があります。

「コストコのことは熟知している」の表現は過言では

ないでしょう。

途中で一度コストコジャパンでの勤務経験があり、

その後一度、コストコカナダへ戻っています。

2009年にコストコジャパンの社長へ就任して、経営者として

辣腕をふるっています。

各国それぞれ文化や国民性は違うため、店舗を構える国々に

合った経営戦略はもちろんあると思いますが、「コストコ」の

基本理念は決して曲げていません。

基本理念プラス、その国にあった経営戦略を練って成長へつなげる

舵取りをしています。

↓↓↓画像をクリックすると、コストコのHPへ飛びます

主婦が押し寄せる戦略とは

「コストコ」が出店する土地には規定があるようですね。

「土地は7000坪以上」

「駐車場は800台以上」

を確保するというもの。

日本の各都市では、街中にそのような土地があるケースは

少ないので、当然郊外へ立地することになりますよね。

そうなると車で店に来る人が多いでしょうし、車を持って

いない人は、公共交通機関を乗り継いでくることになります。

それでも行列は当たり前というのが「コストコ」。

日本では手に入りにくい商品、日本では「コストコ」のみで

手に入る商品などのラインナップが凄いのだとか。

また、本社がアメリカ合衆国のワシントン州ですので、

店舗の造りがアメリカ仕様。

異国の地で買い物をしている錯覚に陥るのも、主婦の皆さんを

魅了しているようですね。

当然、価格が安いことも魅力であることは間違いありません。

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成長を支える経営戦略

大枠で表現すると「消費者の心をつかむ」ということに尽きる

のではないでしょうか。

問題はその中身ということになります。

社長「ケン・テリオ」氏が提唱しているのは

「シンプル・イズ・ベスト」

の言葉。

流通小売業であれば、在庫管理や商品陳列にかかる手間に

意外とコストがかかります。

「コストコ」では、在庫管理を徹底して余剰を極力なくし、

商品の陳列はほとんどなく、運ばれてきた状態に近い形で販売

することを行っています。

また、これ以外にも経費節減は徹底されているとのことです。

一言でいえば「利益還元」というところでしょうか。

ただ、売上を上げるにも、利益を還元するにも、客が来ないと

始まりません。

「コストコ」はご存知の通り会員制をとっています。

買い物をするには年会費が必要になります。

 

それでも行列をなすほどの「集客力」があることが、ケン・テリオ氏

率いる「コストコ」の本当の凄さだと筆者は考えています。

カンブリア宮殿 Ryu's eye(コストコ ジャパン 社長・ケン・テリオ)

最後に

国内企業や外資系企業にかかわらず、郊外型の流通小売業は

生き残りが激しいと筆者は感じています。

筆者が住んでいる街でも同様のことが起きています。

筆者の住んでいる街にも「コストコ」はあります。

筆者は店に入ったことはありませんが、近くを通るたびに、

人と車が多いのを見て「異次元空間だな」と感じます。

今後も多いに発展し続けるでしょう。