くら寿司の食品ロスはハンバーガーで解決?食べれる店舗や値段は?

コンビニやスーパーなどに行けば、当たり前のように

食品を購入することができます。

しかしその裏では「食品ロス」「廃棄ロス」という社会問題も

存在します。

その問題に大手回転すしチェーンの「くら寿司」が挑んでいます。

そのやり方は、回転すしチェーンでありながら「ハンバーガー」

を販売するというもの。

回転すしチェーンではサイドメニューも豊富なので、その一環

として販売するのは理解できますが、「食品ロス」とどう関係

するのでしょうか。

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くら寿司の食品ロス問題について調べてみました。

くら寿司を悩ませていた食品ロス

くら寿司はご存じの通り回転すしチェーンです。

メニューの中心は何と言っても「寿司」。

様々な種類のネタで寿司を作り上げ、私たちを楽しませて

くれます。

寿司を提供するのは当然「仕入」と「調理」が存在しますが、

ここに食品ロスがあったとのことです。

まず「仕入」、くら寿司では全国各地に仕入先がありますが

(漁業協同組合など)

その仕入の際にネタにするには小さすぎる魚や、寿司ネタとして

提供するのは不向きな魚も多くあったとのこと。

その魚を活用することを2014年から検討していました。

次は「調理」ですが、寿司ネタとなるのは、魚一匹の中で

4割と言われています。

残り6割が全てロスしているとは思えませんが、もっと多くの

割合を食材として活用したい想いもあったようです。

食品ロス削減を企業としての責任と位置付け、経営課題として

きたことが伺えます。

くら寿司のHPへ飛びます

↓↓↓

食品ロスの打開策としてハンバーガーを提供

上でも書いた通り、魚はすべてが寿司ネタとはなりません。

だからと言って、そのまま廃棄でもいいという考えではなく、

活用するという考えのもとに、ハンバーガーとして提供する

ことになりました。

元々お客様からも、ハンバーガーをメニューに追加する要望も

多かったと言います。

そのハンバーガーは

「KURA BURGER フィッシュ」

「KURA BURGER ミート」

の2種類

バンズ(パン)には米粉と黒酢を使用しているとのこと。

回転すしチェーンというだわりが感じられますね。

「KURA BURGER フィッシュ」に関して言えば、パテの作りは

ファストフード店で食べる「フィッシュフライ」ではなく、

魚肉をミンチ状にして照り焼きソースで味付けされています。

評判や口コミなどを見ると、食べ物のため好き嫌いは存在

しますが、概ね好評のようですね。

筆者は北海道在住で、くら寿司は北海道にないため食べたことが

ありませんが、ぜひ一度食べてみたいと感じました。

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食べられる店舗と値段を紹介

ほとんどの店舗で提供可能とのことです。

(一部例外店舗はあるようですが)

 

値段も250円と筆者の想像を超える安さでした。

そう思った理由は、ネタにならない魚や部位を調理するため、

多少の専門性も必要でしょう。

そして店側のオペレーションも増えるので「300円台…かな」

と考えていました。

価格を抑えてリーズナブル感を出したのは、さすがと言えます。

2019年3月1日からハンバーガーの提供が開始されました。

開始当初は店側の対応にも不慣れな部分があったようで

「ミートのバンズなのに魚の味がする」と言ったことも

あったようです。

今ではそのような声は聞きません。

ガイアの夜明け【食品ロス、新たな闘い】

最後に

飲食店に限らず「食品」のロス・廃棄は今後も注目されていく

ことでしょう。

一企業の努力は全体から見ると微力かもしれませんが、一つの

ムーブメントになって、業界・社会に影響をもたらすことは

十分可能です。

今後のくら寿司の取り組みには注目ですね。