2016年10月2日、千葉ロッテマリーンズの内野手である
大松尚逸選手が戦力外通告を受けました。
2008年からチームの主軸として活躍していましたが、近年は
出場試合数を減らし、2016年は1軍出場なし。
左の和製大砲としての期待が大きかっただけに、伸び悩んだままで
終わってしまった感があります。
特徴や今後の予測など、大松選手について調べてみました。
長距離砲としての片鱗は見せていた
名前:大松尚逸(おおまつ しょういつ)
生年月日:1982年6月16日
出身地:石川県金沢市
学歴:私立金沢高等学校→東海大学卒業
2004年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから、ドラフト
5巡目で指名されてプロの道に入りました。
大卒ルーキーとしては、高い評価とは言えない評価かと。
チームとしても、ある程度育成に時間がかかると踏んだの
でしょう。
ルーキーイヤーはほぼ2軍で終えています。
2年目以降は1軍に定着し、2008年には規定打席に到達して
24本塁打、91打点を記録しています。
チームとしても4番を任せられる左バッターの登場はよかった
ことだと思います。
2011年以降は低迷
開幕スタメンを掴んだものの、極度の不振に陥った年。
この年を境に、1軍での出場が下降の一途をたどります。
打撃の不調が長引いたのか、自分のスタンスを見失ってしまった
のか。
彼が台頭してきた要因の「本塁打」が打てなくなったのです。
守備への負担を軽減することを狙ったのか、2011年終盤からは
1塁手に専念するものの、大きな打開策にはならなかった
ようです。
千葉ロッテに限らず、和製大砲の出現は嬉しいものです。
その座を掴みかけただけに、低迷から脱ししきれなかった
ことは惜しいですね。
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今後の進路を予想
2016年シーズンにアキレス腱を断裂して戦線を離脱し。
そのまま戦力外通告を受けました。
怪我の具合が気になるところですが、トライアウト参加を
表明しているので、けがは問題ないものと判断します。
筆者としては、ヤクルトが合うのではないかと思っています。
狭い神宮球場、代打陣の層の薄さ、正一塁手不在のチーム事情
など、大松選手に触手を伸ばしてもおかしくない材料が揃って
いると感じています。
同じパリーグでは、西武の可能性もありかなと思っています。
ベテランの野手2人に戦力外通告しました。
枠が空いているということもありますが、左の代打と試合終盤の
守備要員として、チーム事情に合いそうだと思いました。
最後に
打撃の好不調の波が激しく、それがどう評価につながるかは
難しいところですが、一度は1軍でレギュラーを掴んだ選手。
もう一花を咲かせてもおかしくはないと思います。