徳武産業のあゆみシューズとは?会長の十河孝男の経歴も調査!

高齢化社会と呼ばれて久しい日本。

高齢者の住みよい環境が整っているのか

と言われると、まだまだと言わざるを

得ません。

そのため、お年寄りの事故のニュースを

聞くたびに胸が痛くなります。

その中でも、「転倒」によるものが

とても多いということです。

その問題を捉え「転倒しにくい」

シューズを開発したのが「徳武産業」

介護用品メーカーとして知れ渡っています。

会長を務めるのが「十河孝男」さん。

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かつては社長として、徳武産業を

率いていました。

今回は徳武産業と、会長の十河孝男さんに

ついて調べてみました。

徳武産業株式会社の紹介

本社所在地は香川県さぬき市。

介護用品メーカーとして、全国規模で事業を

展開していると思っていました。

しかし、香川県以外の拠点は、東京都台東区

浅草橋に営業所と直販ショップがあるだけ。

この拠点展開は少々驚きました。

北海道・東北・関東・関西・九州・・・

このくらいの拠点はあるだろうと勝手に想像

していたからです。

では、どのように商品を流通させているかと

いうと「通販」です。

「当たり前」と思われた方は多いと思いますが、

「通販」に取り組み始めたのは平成2年。

ネットが普及する前なので、カタログを配布

しての売り方だったと思います。

今では楽天など、いくつかのショッピングサイト

でも手軽に購入できるようになっていますね。

↓↓↓ 徳武産業のHPへ飛びます

徳武産業が作るあゆみシューズとは?

靴を選ぶ際はデザインもそうですが、

実際に履いてみて、履き心地がよいものを

選ぶのが一般的です。

あゆみシューズも基本は同じですが、

作り方や販売方法が画期的と言えます。

いくつか例に挙げると

・左右別サイズの販売

・片足のみの販売

・パーツオーダーシステム

年齢とともに筋力はどうしても衰えます。

それに伴って歩き方も変わります。

疾患などでむくみなどが出たりすると、

靴のサイズは変わってしまいます。

若年層の選び方が、必ずしも高齢者の

選び方と合致するとは言えません。

体調や歩き方までを考えて作られています。

既製品がどうしても合わない方は

「パーツオーダーシステム」

で、世の中に一つの靴も作ってくれます。

冒頭で高齢者の転倒事故が多いと

書きました。

段差への躓きが一番多いようです。

あゆみシューズを履いて「躓き」が

なくなるわけではありません。

「躓きにくく」なるのです。

それは履く人の足の形、筋肉量、歩き方

など、細部まで配慮されて作られたもの

だからこそ実現できると思います。

ケアシューズ(高齢者シューズ)では

トップブラントと言ってもよいでしょう。

それはしっかりした「ものづくり」が

評価されていると言えますね。

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徳武産業会長の十河孝男の経歴

十河は「そごう」と読みます。

珍しい読み方だと思ったので調べましたが、

香川県高松市に十河という地名があり、

そこに由来しているようです。

生まれは1947年(昭和22年)です。

1966年に地元の銀行へ就職しています。

そこで、徳武産業の創業者を父に持つ奥様と

出会い結婚。

その後縫製メーカーを経て(修行かな?)

徳武産業へ入社しています。

しかしながら、入社後まもなく創業者の義父が

亡くなったことにより社長へ就任。

会社の沿革を調べて感じたことは、就任当初は

縫製工場として経営されていたように思えます。

そこから「ルームシューズ」の製造を手掛ける

ようになり、高齢者用ケアシューズの製造を

始め、製造メーカーとして確固たる地位を

築いています。

これは十河孝男さんのリーダーシップによる

ものと言えるでしょう。

徳武産業株式会社 代表取締役 十河 孝男 さん(2014年6月29日・7月6日放送)

最後に

「四国でいちばん大切にしたい会社」

「日本でいちばん大切にしたい会社」

「グッドカンパニー大賞」

徳武産業は、上記の賞を受賞しています。

業績はもちろんのこと、企業としての価値が

多くの人に認められている証と言えます。