「国境なき医師団」の存在を耳にしたことがあると思います。
民間の非営利団体で、公平・中立な立場で医療活動を行う
組織です。
主な活動拠点は、難民キャンプや医療過疎地域です。
そこで活躍する日本人看護師「大滝潤子」さんがいます。
決して恵まれた環境とは言えない中で、患者さんと向き合い続けます。
経歴を辿ると、ボランティア精神が宿る彼女を発見。
経歴など大滝さんについて調べてみました。
小学から大学までキリスト教系列学校で学ぶ
名前:大滝潤子(おおたき じゅんこ)
生年月日:1976年
出身地:東京
学歴:広島三育学院高等学校→
三育学院短期大学看護科卒業
職業:看護師
小学生の時から「三育学院」系列で学びます。
キリスト教の学校で子供の頃から「施しの精神」を身につけて来たと
思われます。
お父さんが牧師だったと言うこともあり、この学校へ通ったのだと思いますが、
彼女の人生に大きな影響を与えたことは言うまでもないでしょう。
短期大学で看護師免許を取得して、最初は日本の病院へ勤務しています。
高校生の時に体験した「NGO活動」の参加経験が、この先彼女の人生を
大きく変えることになります。
30歳を過ぎてから世界へ
2008年に英語を習得するために海外留学をします。
この時32歳。
その後の「国境なき医師団」への参加を見据えての行動です。
留学を終えた4年後に「国境なき医師団」へ参加。
イラク・ヨルダン・南スーダンと言った、戦闘地域と隣り合わせの国へ
派遣されます。
2014年にはシエラレオネへ。
世界を恐怖の渦に巻き込んだ「エボラ出血熱」の治療センターへと赴任
します。
ここではスーパーバイザーとして、看護師の枠を超えた役割を与えられ
遂行しました。
2015年10月にはタンザニアの難民キャンプに赴任しています。
スポンサーリンク
国境なき医師団の存在
1971年に、フランスの医師とジャーナリストを中心に作られた
歴史ある組織です。
信念は『全ての人が医療を受ける権利があり、また医療の必要性は国境よりも重要』
とのこと。
災害や紛争が起きている地域に、いち早く赴ける体制を取っています。
それだけでなく、特定の疾病撲滅にも力を注いでいます。
その活動内容から、1999年には「ノーベル平和賞」を受賞しました。
日本国内でも活動は活発で、阪神大震災や東日本大震災での活動は
皆さんの記憶に刻まれているのではないでしょうか。
https://youtu.be/JoGSUzifJi8
*見ごたえあります!
最後に
赴任する場所によっては命の危険とも隣り合わせになります。
それでも「命を救う」ことに腐心する大滝さん。
彼女を必要とする場所がある限り、彼女は活動を続けるものと思います。