2016年8月1日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』に、
JALの整備士「杉本好夫」さんが登場します。
「トップマイスター」とも称され、JALの整備士の方達の「トップ」
に君臨する方です。
統計では最も安全な乗り物と言われている飛行機ですが、その裏には
整備士の方達の努力があるものと思います。
そんな杉本さんやJALの制度について色々と調べてみました。
この道42年の大ベテラン
名前:杉本好夫(すぎもと よしお)
生年月日:1957年(公表されている年齢から予想)
出身地:兵庫県
勤務先:株式会社JALエンジニアリング
高校卒業後の1975年にJALへ入社しています。
以来40年以上に渡って、整備畑一筋で現在まで勤務されて
います。
上空1万メートル前後を飛行するジェット機は、
「トップクラスの精密機械」
と言っても過言ではないと思います。
1ミリレベルの精度でのメンテナンスが求められる航空機整備士
ですが、長期間勤めあげ、なおかつJALの整備士のトップに君臨
しています。
現在はエンジン整備センター部品整備課が杉本さんの勤務先です。
エンジンを構成する部品の修理・溶接・ハンドリペアが主な担当業務
とのこと。
エンジンを知り尽くしている・飛行機を知り尽くしているからこそ、
航空機の心臓部とも言えるエンジンを任せられていると思います。
気になる年収は…あくまでも予想で
航空機整備士には当然のことながら資格が存在します。
資格の頂点に立つのが「一等航空整備士」というものになります。
当然ながら杉本さんはこの資格を有しています。
JAL整備士の平均年収は600万円前後と言われています。
平均ということは、新入社員からベテラン社員を均した額です。
杉本さんは社内で2人しかいない「トップマイスター」の地位に
います。
整備士としての腕前はもちろんですが、組織人としての評価も高い
ものと推測します。
そう言ったことを勘案すると、800~900万円ではないかと思いました。
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JALのマイスター制度とは?
マイスターは3段階に分かれています。
「G3=エキスパート」
「G2=マイスター」
「G1=トップマイスター」
とは言え、入社してすぐにチャレンジできる制度ではなく、
整備士としてステップアップが必要になります。
上段で書いた「1等航空整備士」の資格を得ることが必須に
なっています。
「1等航空整備士」を取得するためには、相応の経験が必要に
なりますから、早くて10年前後でマイスターの試験を受けられる
ようになるのではと思います。
最後に
2016年8月1日放送の「仕事の流儀」では、プロの仕事に着目する
ことになるかと思います。
多くの命を預かる「トップマイスター」の人間性にも注目したい
ですね。