板わかめは栄養価が豊富!島根県や鳥取県では有名で人気の食材!

お味噌汁やサラダの具材としてポピュラーな食材として

「わかめ」があります。

筆者も大好きな食材で、お酒のお供としてもいただきます。

わかめは栄養価が豊富な食材としても知られていますが、

同じわかめでも「板わかめ」と呼ばれる種類があります。

栄養価の高さはわかめの数十倍とも。

ほとんど馴染みのない「板わかめ」ですが、産地や食べ方なども

あまり知られていません。

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また、肝心な栄養価も気になるところです。

そんな「板わかめ」について調べてみました。

板わかめの主要産地は山陰地方

わかめは生タイプや乾燥タイプが主流で、スパーマーケットや

コンビニで手軽に購入することができます。

ですが「板わかめ」はそういった場所では見たことがありません。

ではどこで購入できるのかということになりますが、

「島根県」「鳥取県」ではごく普通に購入できます。

その理由は…「島根県」「鳥取県」が板わかめの産地だから。

産地なのでポピュラーな食材として手に入るわけですね。

事情があって故郷を離れた人の声としては

「板わかめがなくて寂しい」

といった声も挙がるほど。

言い換えると、地元の人にとっては、それくらい慣れ親しんだ

食材であると言えますね。

地元以外ではアンテナショップでも手に入るようです。

(ECサイトでも一部取り扱いあり)

板わかめが持つ豊富な栄養素とは何?

板わかめはミネラル類の宝庫と言っても言い過ぎでは

ないでしょう。

カリウム・マグネシウム・ナトリウムの代表的な栄養素は

もちろん、ヨウ素やアルギン酸も含まれています。

各栄養素の代表的な効果を簡単に見ていくと…

カリウム

細胞における浸透圧の調整をつかさどったり、ナトリウムを体外に

排泄する役目があります。

そのほかには心臓や筋肉を正常に動かす役割も持っています。

ナトリウム

カリウムと同じように、細胞の浸透圧に関係しています。

細胞の内側にカリウムがいて、外側にナトリウムがいます。

それぞれが水分のバランスを保つことで、細胞が正しく動く

ことになるのです。

ナトリウムと聞いて思い浮かぶのが「塩」ですね。

「塩分の取りすぎに注意」と言われるのは、カリウムとナトリウムの

バランスが崩れると、細胞が正しく機能しなくなるためこのように

言われています。

マグネシウム

骨が作られるために必要なのがマグネシウムですね。

摂取量が少ないと骨の形成に影響が出ます。

筋肉の動きや神経細胞の働きにも欠かせない栄養素です。

ヨウ素

甲状腺ホルモンの主要な成分の一つです。

ヨウ素が不足すると、基礎代謝が落ちて体温調節が上手く

行かなかったり、疲れやすいといった症状が出ます。

アルギン酸

ナトリウムを排泄させる機能を持っているため、血圧を下げる

効果があります。

またコレステロールも排泄させるので、ダイエットにも効果が

あると言われています。

そもそも、なぜこんなに栄養価が高いかというと、機械を使わずに

板わかめを一枚一枚丁寧に干しているということがあるでしょう。

栄養価が損なわれることのない、しっかりとした仕事の賜物と言える

でしょう。

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板わかめの効果的な食べ方とは?

「好きなように食べればいい」と言われてしまっては元も子も

ありませんが…(笑)

板わかめは製造元によって「パリパリ」「しっとり」という具合に

仕上げに差があるようです。

食べ方としては「そのまま食べて欲しい」というのが製造元の

声としてあります。

栄養価が豊富ということもあって、手を加えずにそのまま口に

入れることで、板わかめの持つ栄養価はもちろん、味や風味と

言ったものも存分に吸収することが出来るからということでしょう。

「パリパリ」に仕上がった板わかめは、ふりかけのように温かい

ご飯にかける食べ方も地元ではポピュラーなようです。

食べる機会が出来た際は、まずそのまま食べてみてください。

その上でアレンジした食べ方を考えてみるのが良いのでは

ないでしょうか。

最後に

板わかめについて調べてみましたが、あまり手に入らない食材と

いうことでの珍しさもありますが、栄養価の高い点というのは注目に

値すると感じました。

地元の人に愛されて止まない食材なのは、そういった理由もあると

いうことでしょう。