戦力外から再起!!トライアウト後1軍に定着した選手は!?

ストーブリーグの代名詞的存在ともいえる、12球団合同トライアウト

契約を勝ち取れても1軍定着が難しかったり、育成契約止まりが多い

ようです。

そんな中でもチャンスをつかみ、チームの主力として活躍した選手

もいます。

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そんな選手をピックアップしてみます。

1番手は森岡良介選手!ヤクルトの選手会長に就任!!

2008年に中日から戦力外通告を受けトライアウトに参加し、

ヤクルトとの契約を勝ち取った森岡選手

2009年から3年間は 、1軍と2軍の行き来が目立ちました。

2012年シーズンからは、出場試合数も100試合を超え、

3年間で217本のヒットを記録しました。

特筆すべき点としては、2014年シーズンからヤクルトの

選手会長に就任したこと。

成績を認められたことも当然でしょうが、キャプテンシーや

人柄といった部分も大いに評価されたのだと思います。

この年は規定打席未到達ながら、打率.276、安打数83本と、

キャリアハイの成績を残しました。

2015年シーズンは成績を落としたものの、実力のある選手だけに、

来年の巻き返しが期待できます。

*2017年シーズンに関する記事も、筆者目線で書いています

戦力外から再起なるか?2017年戦力外通告を受けた主な選手を紹介!

戦力外から再起!!2017年に契約を勝ち取り1軍で活躍した選手は?

好きな選手でしたが…ついに引退…

今浪隆博(ヤクルト)が橋本病で引退!戦力外通告を受け決断!

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2番手は宮地克彦選手!オールスター出場とタイトル奪取!

宮地克彦さんは投手として入団しましたが、打撃センスと強肩を

買われて野手に転向しました。

しばらくこれといった数字は残せていませんでしたが、

2002年に100試合の出場を果たして、レギュラーが見えた

矢先に怪我

これが元で翌年に戦力外通告。トライアウトを経て、

当時のダイエーホークスへ入団

移籍1年目から活躍しましたが、2005年にはレギュラーに

定着しオールスター出場

また規定打席にも到達しました。

プロ16年目での快挙は、リストラの星としてマスコミにも

取り上げられました

外野手部門でベストナインにも選出されタイトルホルダー

となりました。

翌年再び戦力外となりましたが、2005年の目を見張る活躍は

記憶している人も多いと思います。

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3番手は的場直樹捕手!チームも自分も下剋上を果たす!

的場直樹さんは、2009年シーズンにソフトバンクから戦力外通告

受け、その後テストを経て千葉ロッテに入団

2010年シーズンは、正捕手の里崎智也選手が怪我で戦線を離れることが

多く、元々守備とリード面では定評があったことから、併用された形

ではありましたが、出場試合数を大きく伸ばしました

この年はキャリアハイになる、シーズン30安打も記録しています。

何と言っても特筆すべきは、クライマックスシリーズで3位からの

「下剋上」を果たし日本シリーズへ進んだこと。

的場捕手もソフトバンク戦でマスクを被り、自分自身も下剋上を

果たしたことが挙げられます。

2012年限りで引退し、2015年現在は日本ハムでコーチを務めて

います。

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まとめ

上記の3人は特筆すべき選手たちだと思います。

宮地さんと・的場さんはは引退後、指導者として後進の指導

あたっています。

1軍実績も考慮されてのことでしょうが、育成契約で終わって

しまう人、裏方として野球界残る人、野球界を去る人が多い中

においては成功者と言えるでしょう