實松一成は巨人を戦力外!トライアウトや一軍の成績や特徴を調査!

日本ハムと巨人で捕手として活躍した『實松一成』さんが、

2017年10月30日に戦力外通告を受けました。

2017年12月30日に放映される

『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』

でも取り上げられます。

日本ハムでは、正捕手の座を射止める寸前まで行き、

巨人では阿部慎之助と言う捕手がいたため、レギュラー獲得は

なりませんでしたが、控え捕手として存在感を示しました。

「松坂世代を代表する捕手」と呼ばれた時期もありました。

インサイドワークに定評があったこともあり、息の長い

プロ野球生活を送ったという印象です。

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そんな實松一成さんについて調べてみました。

戦力外の要因やトライアウトは?

名前:實松一成(さねまつ かずなり)

生年月日:1981年1月18日

出身地:佐賀県佐賀市

投打:右投げ右打ち

選手歴:佐賀学園高等学校

日本ハムファイターズ(1998年ドラフト1位)

読売ジャイアンツ(2006年~)

巨人を戦力外になった要因は、チーム事情によるところが

大きいでしょう。

2017年シーズンはWBCで正捕手を務めた小林誠司選手が

レギュラーを務め、更には宇佐見真吾選手が打撃面で大きく

アピールしたこともあり、2018年以降の一軍の捕手の起用法が

ある程度固まったことと、チーム方針の「若返り」の影響も

あるでしょう。

同じく2017年に戦力外通告を受けた「村田修一」さん同様、

他球団からオファーがあると見込んで自由契約にした可能性も

ないとは言えません。

實松一成さんは合同トライアウトには出ていません。

キャリアの長い實松一成さんともなれば、ある程度の評価は

固まっているので、あえて出なかったことも考えられますね。

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一軍での成績や選手としての特徴

2017年終了時点のプロ通算成績

510試合出場 950打数137安打 打率.166

プロ野球在籍19年で510試合出場と言う数字を見ても

わかる通り、プロ生活の多くを控え捕手として過ごしました。

1位指名を受けた日本ハムでは、レギュラー捕手育成のため

優先して起用された時期もありました。

それでもレギュラー獲得に至らなかったのは、ズバリ打撃と

言えるでしょう。

137安打のうち20本が本塁打、26本が二塁打で、長打力は

元々認められていましたが、打撃力が低すぎるがゆえに、

レギュラー獲得には至らなかったと言えます。

それでも長い間プロ野球選手として歩んでこられたのは、

守備とインサイドワークに定評があったことに他ならないと

思います。

出場試合数を見れば分かりますが、日本ハムには7年在籍して

298試合出場、巨人には12年在籍して212試合。

阿部慎之助と言う大きな壁を超えることは出来ませんでしたが、

控え捕手として重宝された証とも言えます。

同時期を過ごした選手として、2016年限りで引退の加藤健さんが

いました。

レギュラーの座を掴むことは出来ませんでしたが、控え捕手として

實松一成さん同様に存在感を示しました。

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その後の進路

2017年12月4日に、古巣でもある日本ハムファイターズへ

復帰が決まりました。

育成コーチ兼任と言う肩書がつきます。

失礼な言い方かもしれませんが、選手としてと言うよりは

指導者として大きな期待をかけられての入団でしょう。

ソフトバンクホークスからFA宣言した鶴岡慎也捕手の加入も

決まりました。

大野翔太選手がFAで中日ドラゴンズへ移籍しましたが、

大野選手の穴は在籍捕手+鶴岡選手で十分埋まると思います。

そういう点も考えると、指導者候補として古巣へ復帰を果たしたと

言えるのではないでしょうか。

最後に

實松一成さんについては「研究熱心」と言う言葉をよく耳に

します。

インサイドワークに定評があると書きましたが、それは日々の

研究の賜物ではないかと想像します。

守備とインサイドワークに磨きをかけることで、プロとして

生き残ってきたとも言えるのではないでしょうか。

古巣での活躍に大いに期待します。