一般的に医者と言えば、白衣を着ることが当たり前というイメージ
でしょう。
ですが、診察室にも入らず、患者にも接しない医者が大活躍しています。
その人が「矢作尚久」さんです。
小児科医でありながら、スーツを着て全国を駆け巡る事が彼の姿。
その目的は「最適な医療の仕組みづくり」だとか。
国が推進するプロジェクトにも参加する矢作さん。
そんな彼について調べてみました。
華々しい経歴の持ち主
名前:矢作尚久(やはぎ なおひさ)
生年月日:1974年
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
学歴:慶應義塾大学医学部→慶応義塾大学大学院
職業:小児科医
華々しい経歴…書き出してみます
2009年・東京大学医療経営人材育成講座
2011年・ハーバードビジネススクール修了
2012年・国立成育医療研究センター
治験ネットワーク推進室
2014年・内閣官房・健康医療戦略推進本部
次世代医療ICTタスクフォース構成員
2015年・国立成育医療研究センター
データ科学室室長代理
小児科医と言う肩書とは、少々違和感のある経歴が並んでいます。
矢作さんは医者でありながら、医療の現場に立つことはありません。
「よりよい医療の仕組みを作る」ことが彼のミッションであるため、
その活動のために、全国を飛び回っている日々とのこと。
また、医療の分野においても「ビッグデータ」の活用が盛んになって
いるため、その分野についても推進役となっているようですね。
医者でありながら白衣を着ない真意とは
矢作さんは既に白衣を脱いだとのこと。
引退したわけではありません。
彼に課せられたミッションをこなすために、そういう決断をしたの
です。
「よりよい医療の仕組み」「次世代医療の構築」は、医者でなければ
できないと思います。
現場を知り、患者を知るからこそできることがあります。
彼の経歴を見ると医者はもちろんですが、経営やマネジメントと言った
分野でも勉強しているため、若かりし頃から人生のグランドデザインが
描かれていたのではと思います。
組織・仕組みに完璧などありえません。
医療分野における次のステージを目指すため、彼は日々奮闘しています。
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最高学府でも学び結婚もしている
慶應義塾大学・大学院・東京大学大学院と、ため息が出るような学歴です。
もちろん高い志があったからこそでしょう。
筆者のように凡人には全く考えられません。
上段でも触れましたが、東大では「医療経営人材育成」を学んでいる
ことから、医者として現場に立つだけではなく、医療全体を鳥瞰した目を
持つことを意識したのだと思います。
ご結婚はしていますね。
とてもかわいい息子さんとの、微笑ましいショットがありましたので。
最後に
2016年6月18日の「クロスロード」で矢作さんが取り上げられます。
「次世代医療」「ビッグデータ」と言った部分にスポットが当たると
思います。
矢作さんの情熱を感じ取ることが出来ると思います。