「近所の掛かり付けのお医者さん」
昔は家の近所に「主治医」がいた人は多かったと思います。
最近はあまり聞かれませんね。
2016年8月31日の「総合診療医 ドクターG」に
「草場鉄周」さんが出演します。
家庭医療に熱い情熱を持って仕事に取り組んでいる方です。
経歴やこれまでの取り組みなど、彼について色々と調べました。
若くして家庭医の道を歩む
名前:草場鉄周
生年月日:1974年
出身地:福岡県福岡市
学歴:久留米大学付属高校→京都大学医学部卒業
職業:医者
北海道家庭医療学センター院長
本輪西サテライトクリニック院長
福岡県で生まれ、京都の大学で学び、北海道の病院で勤務
されています。
医療従事の過程で北海道と縁が出来たのでしょうが、筆者の
故郷でその道の第一人者として活躍されていることは嬉しい
ですね。
大学卒業後間もなく「北海道家庭医療学センター」で家庭医療
のスペシャリストとしての活動を始めました。
「スペシャリスト」と表現しましたが、医者という立場では
「ゼネラリスト」に当たるかも知れませんね。
家庭医学=総合診療ということですから。
日本各地で家庭医療のあり方を学んだ
上記で「北海道家庭医療学センター」で活動と書きましたが、
その最中に北海道はもちろん、岐阜県や沖縄県などでも家庭医療
のあり方を学んでいます。
「家庭医療」ですから、その土地の天候や住まいなど、日々の
生活環境は地域によって異なることが多いでしょう。
日本の端と端、日本のほぼ中央で家庭医療を学んだことは草場さんに
とって大きな目的があったのだろうと感じます。
現在は北海道を拠点として忙しい毎日を送っていますが、
もしかしたら、全国に引く手数多かもしれません。
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家庭医療の認知度を上げるための情熱
イギリスなどでは、国民一人一人に担当医がいるとのこと。
そして「家庭医療(総合医療)」の認知度は非常に高いそうです。
草場さんは、日本でもそれが当たり前になって欲しいと、普段の
医療従事の他に、講演活動もこなし、書籍も出版されています。
イギリスと日本、医療制度の在り方のどこがどう違うのか、筆者には
分からない部分です。
ただ感じるのは、人口や医者の数も違う中でいくつもの壁が存在する
のではということ。
地道な活動こそが原点なのでしょう。
若い家庭医も育っていると聞きます。
いつの日か草場さんの活動が実を結ぶことを願ってやみませんね。
最後に
「近所の掛かり付けのお医者さん」的な「何でも相談できる医者」
が身近にいることって安心ですよね。
そんな医療を提供したいと願う草場さんにはこれからも注目して
行きたいです。