長谷康弘(長谷園)の手腕が凄い!土鍋が売れた理由や伊賀焼も調査!

皆さんは美味しくお米を食べていますか?

筆者は古い炊飯器で食べているので、きっと味の落ちた

お米を食べています(笑)

最近、美味しくお米を炊くことができる「土鍋」が

注目を浴びています。

 

伊賀焼窯元「長谷園」が発売の「かまどさん」。

そこの代表が「長谷康弘」さんです。

 

2017年3月23日の「カンブリア宮殿」に出演します。

伝統工芸を現代でも使えるようにアレンジし、

大ヒット製品を作り上げた長谷康弘さん。 

スポンサードリンク

長谷康弘さんや伊賀焼きについて調べてみました。

伊賀焼を有名にしたその手腕とは

長谷康弘さんについて、パーソナルな情報を集める

ことはできませんでした。

正式な役職「長谷製陶株式会社 代表取締役社長」と

いうことくらいでしょうか。

会社の創業は1832年で、江戸時代末期。

創業から185年という老舗です。

長谷園(長谷製陶)のHPを見てみましたが、

企業浮上のきっかけになると思われる言葉がありました。

社是・社訓とも言えるのでしょうが「食卓は遊びの広場だ」

という言葉。

筆者の解釈としては「形に囚われない自由な発想が食卓に

あるべき」ということ。

人の数だけ食卓の数がある…は大げさかもしれませんが、

そのお手伝いをしますよということを、全面に打ち出して

いるのだと感じました。

同じくHPに記載があった「作り手は真の使い手であれ」

モノを提供するだけではなく、真の使い手として、食卓が

豊かになるような発想なども提供する。

まさに「土鍋メーカー」という立ち位置にいると思います。

↓↓画像をクリックすると、長谷園のHPへ飛びます

「かまどさん」が売れた理由を考察

筆者は所有していませんが、関東地方に住む友人が所有して

いたので感想を聞いてみました。

何と言っても「ご飯が美味い」だそうです。

炊飯器に比べ、手入れ等の手間が増えるけど、その手間が

吹っ飛ぶくらい「美味しい」のだとか。

しかも「強火」「弱火」といった火加減調整もいらないと。

筆者も販売サイトの口コミ(レビュー)を見ましたが、

褒め称えるコメントが圧倒的でした。

「もう炊飯器には戻れない」というコメントもあるくらい。

もちろん、ただの土鍋ではないので、ここまでヒットした

のでしょうが、伊賀焼の特性…土だったり、水だったり、

焼き方だったり…を活かすべく、研究に研究を重ね、

現代にマッチするヒット商品を生み出したと言えるでしょう。

スポンサーリンク


伊賀焼は茶の湯の時代にも人気があった

伊賀焼の発祥をたどると、なんと奈良時代にまで

遡るのだとか。

今から約1300年も昔のことです。

長きに渡って、伝統工芸が受け継がれてきたことが

窺い知れます。

1500年代後半から栄えた「茶の湯」の時代には

「茶陶」としてすごく重宝されたそうですね。

「九谷焼」「有田焼」「清水焼」といった、伝統ある焼物が

存在しますが、伊賀焼の最大の特徴は「熱を蓄える」ことに

秀でているといえると思います。

伊賀の土地で採取することができる「土」と、それを

活かす確かな技法で作ることで、他の伝統的な焼物とは

一線を画すことができる焼物が作り出されています。

長谷園の紹介

まとめ

日本には幾つもの伝統工芸品があります。

現代でも受け継がれて、世に出ているものは多く

ありますが、ここまで現代で受け入れられるものは

流石に少ないと思いますね。

「食」は人の生活の源です。

そこにしっかりと「伊賀焼」の存在を知らしめた「長谷園」と

「長谷康弘」さん。今後も注目していきたいですね。