産婦人科医でありジャズピアニストでもある…
そんな異色の経歴を持つ方が「荻田和秀」さんです。
講談社から発売されている漫画雑誌「モーニング」で
連載されている「コウノトリ」の主人公のモデルになった
人として知っている人も多いのではないでしょうか。
なぜコウノドリのモデルになったのか、医者とピアニストを
続けている理由など、
彼について調べてみました。
学生時代は進路に悩んでいた
名前:荻田和秀(おぎた かずひで)
生年月日:1966年3月1日
出身地:大阪府大阪市
学歴:香川医科大学(現香川大学医学部)
職業:産婦人科医
香川医科大学へ進学後に進路について悩みを持っていた
そうです。
医療の世界など全く縁のない筆者からすると、
医大に進学=医者になる・・・が既定路線で、診療科に
悩むことはあっても、医者になることそのものに悩むと
いうのは少々考えにくいところですね。
父親が産婦人科医ということもあって、職業として意識して
いたことは間違いないでしょう。
子供の頃にピアノを習うほど音楽が好きな一面もあり、
音楽家としての進路も真剣に考えていたようですが、
卒業後に勤務した先で、産婦人科医として歩む決心を
したようです。
年収は…あくまで想像で
まずは産婦人科医の平均年収を調べました。
数あるサイトの情報をまとめましたが、勤務先(大学病院・
民間病院・開業医)やキャリアなどでバラつきは出ますが、
30歳前半くらいで1500万円に収まるくらいだとか。
荻田さんは現在「泉州広域母子医療センター」に勤務し、
部長の役職を得ています。
1700万円くらいと考えるのが妥当と言う感じがしますね。
ご存じの方も多いでしょうが、産婦人科は他の診療科と
比べても激務とのこと。
年収は外科医とほぼ変わらない水準だそうです。
最近は産婦人科医不足が懸念されているとのこと。
年収をグッとあげることは難しいでしょうが、人材確保の観点
からも考える必要はあるかも知れません。
スポンサーリンク
漫画「コウノドリ」のモデルでもある
人気漫画として連載中でドラマ化もされた「コウノドリ」。
作者の鈴ノ木ユウさんの奥様が出産された時の担当医が
荻田さんだったそうです。
題材について考えていた時に、荻田さんがジャズピアニスト
としても活動していることに着目し、また産婦人科で繰り広げ
られる人間模様を合わせてストーリー化しました。
それがモデルになった由来です。
最後に
2016年5月30日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
荻田さんが取り上げられます。
壮絶な命の誕生の現場がメインとなるようですが、荻田さんの
違った一面も見られるかもしれません。