千葉ロッテマリーンズに在籍する「青松敬鎔」選手が、
12年間在籍したチームから戦力外通告を受けました。
1軍での出場機会には恵まれず、大半を2軍で過ごしました。
それでも12年間在籍できたのは、大化けする可能性を秘めて
いたからではないと感じます。
成績は後述しますが、残した成績からすると長く在籍できた
のではないかと思います。
そんな青松選手について調べてみました。
プロ入り初ヒットは8年目
名前:青松敬鎔(あおまつ けいよう)
生年月日:1986年12月7日
出身地:京都府京都市出身
学歴:私立上宮大子高等学校卒業
プロ通算12年
1軍出場26試合
通算安打9本
通算打率.214
2004年のドラフト7位で千葉ロッテマリーンズ入団。
2年目に1試合だけ1軍で出場しますが、以降7年間は2軍で
過ごすことになります。
長く捕手として選手登録されていましたが、2軍では1塁手と
捕手で併用されていました。
プロ入りから8年目が経過した2013年に、プロ初ヒットを記録。
この年は通算で9試合に出場し、5本のヒットを放っています。
引退の前年は2軍でタイトル獲得
2016年は1軍出場がありませんでしたが、2015年にはプロ入り
11年目で初本塁打を記録し、2軍では首位打者と本塁打王に
輝きました。
遅咲きの選手がようやく覚醒したかと思いましたが、チーム
事情もあったのでしょう。
13試合の出場にとどまっています。
2013年からは内野手登録されていたので、捕手として1軍の
経験はありません。
出場試合数を伸ばせなかったのは、やはり1軍に定着する力が
足りなかったということでしょうか。
それでも高卒で入団したとはいえ、7,8年で戦力外通告を
受ける選手が多い中、12年間も同じチームに在籍できたのは、
選手としての可能性もあるでしょうが、人柄も備わっていた
のではと感じます。
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今後の進路は…
これまでの成績を見る限り、他球団との契約を勝ち取るのは
難しい…が印象です。
晩年に打撃が開眼した感じは受けますが、トータルで見ると
打撃に難があるといえるでしょう。
守備も1塁手としか使えないのもマイナスに作用しそうです。
それでも再契約というところで焦点を絞ると、捕手と内野の選手層が
薄い楽天が候補に挙がります。
試合終盤の守備固めや、有事の際の3番手捕手という立ち位置が
あるように感じます。
2軍とは言え打撃は開眼した感があるので、シーズン通しては
難しいでしょうが、1軍での居場所はあるように感じます。
https://youtu.be/3HXq7-_-1T8
最後に
合同トライアウトに向けて準備を進めている中で、2015年に
戦力外となり、その後アメリカに渡った中後悠平投手が、
キャッチボールの相手(捕手の練習)に付き合ったという報道を
見ました。
中後悠平選手の記事はこちら
現役への意欲がある以上、どんな形であれ活躍することを
願ってやみません。